ご依頼のきっかけ・ご提案
築年数が不明の病院からのご依頼で、玄関エントランスの上の屋根から雨漏りがあるとのこと。
木下地から施工し、カバー工法で対応させていただきました。
施工前

こちら病院として使用されている建物の玄関部分の屋根ですが、見た目から、かなり老朽化している状態です。
ここから雨漏りになっていました。
雨漏りになっているということは、下地にまで水分が浸み込んでいっているということ。
土台となる木部が腐食するので、放置しておくと、部材の落下などの大きな事故にもつながりかねません。
木下地設置


カバー工法での施工をおこなっていきます。
まずは既存屋根の上から土台となる「木下地」を設置します。
唐草板金設置


屋根の端に「唐草板金」を設置します。
屋根材の端を保護するためのもので、昔は屋根の端に唐草模様が施された瓦が使用されたことから、端に設置されるこの板金を「唐草板金」と呼ぶようになりました。
屋根の端をカバーして、内部に雨水を入り込ませないという重大な役割を担っています。
ルーフィング設置

ルーフィングは「防水シート」のこと。
木でできた木下地は、水に触れると、腐食し始めるので、水は大敵です。
その水から木下地を守るのがルーフィングです。
木部が見えることがなくなるように、木下地ごと覆います。
さらに、端には防水テープを貼り付け、隙間をなくしています。
屋根葺き

ルーフィングの上から新しい屋根材を設置します。
施工
笠木設置

屋根の端、外壁とつながった部分の上部には笠木を設置しています。
外壁内部に雨水が入り込まないようにするカバー材で、外壁の柱や梁などが腐食するのを防いでいます。
貫板設置

こちらは玄関と外壁がつながっている場所です。
玄関の屋根を外壁にくっつけているのですが、このままだとその間の隙間から雨水が入っていきます。
それを防ぐのが「雨押さえ板金」とよばれる板金です。
まずは、土台となる「貫板」から設置。
この上から「雨押さえ板金」を設置します。
雨押さえ板金設置

外壁に沿ってわずかな立ち上がりがあるのがお分かりでしょうか。
隙間をしっかりとガード、雨水が内部へ貼りにくい形状です。

雨押さえ板金も設置完了です。
▷参考記事:屋根板金って何?雨漏りから屋根を守る屋根板金の種類や役割
シーリング充填

繋ぎ目にできるごく最小の隙間さえも水は入ってくるので、それぞれの繋ぎ目にはシーリング材を入れました。
雨漏りリスクをなくすために、水が入り込む余地を作らないよう施工させていただきました。
以上で完工です!
担当者のコメント
このたびは「桶谷建装」までご依頼をいただき、誠にありがとうございました。
建物から突き出た玄関上の屋根から雨漏りとのことでしたので、カバー工法での屋根修理をさせていただきました。
屋根の端は専用の板金で覆い、さらにシーリング材を入れて隙間をなくしていますので、防水効果の高い屋根となっています。
今回の玄関のように、建物からはみ出た形で設置される屋根は、外壁との接合部分から雨水が入り込み、雨漏りとなりやすいです。
お住まいにこのようなタイプの玄関がありましたら、何かおかしいところがないか、時々チェックしてみてくださいね。
劣化症状が見つかったときは、「桶谷建装」までご相談ください。
▷参考記事:庇から雨漏りが起こる原因と対処方法を解説
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